臓器移植センターに登録しているレシピエント患者が、臓器提供できるドナーが見つかったと連絡がきた時にすぐに移殖センターへ移動するのに難しい場合があります。
なぜなら、移殖センターがレシピエント患者のいる町にあるとは限らず、また限られた時間内での移動が要求され、深夜や早朝のために移動手段がない場合もあるからです。
この“呼び出し”に対し、レシピエント患者は、移殖センターへ大至急到着する必要があるため、連絡を受けたその時に返答されなければなりません:実際、臓器摘出外科医チームが手術をしている間や移殖センターへ搬送中、臓器移植ができると判断され選出されたレシピエント患者は、移植手術に備え、一連の検査や診断、テストなど済ませておく必要があるのです。
他の私達のサービスと同じように、臓器移植を可能な限り遂行できるようにするため、私達の組織は、移殖センターおよび患者また家族と協力し合い、最短時間で患者が家から移殖センターへ移動できるよう最大限支援します。
レシピエント患者の搬送に関しては、サイレン搭載の搬送車などを利用しひどい渋滞を回避し、搬送距離によっては、イタリアの空軍によって取りまとめられた定期旅客機か特別な飛行を使用するための優先ラインの獲得と幅広い空路が確保がされています。(詳細については、ローマ総督府(ローマプレフェットゥーラ)のページをご参照ください。)