搬送依頼の連絡がきた時、私達の中央管理センターは直ちに行動を開始します。
この要請で臓器が提供される病院、ドナーの死亡判定 された時間、搬送できる最大許容時間が報告されます。
20~30分以内で航空関係の手配、そして連絡後早急に陸上搬送の手配がされ、外科医グループへは既に搬送旅程が全て整った状態で連絡がされ、プロジェクト開始から1時間足らずで摘出手術が行われていることでしょう。
私達のメンバーは、搬送オペレーション計画の確認のために少なくとも10分前には指定のポイントに到着しています。
そして私達の中央管理センターは、緊急プロジェクト開始とともにその管理下にある臓器の情報を常に供給されるのです。
ヘリコプターを利用する場合は、病院敷地内への接近から着陸まで管制塔との連絡オペレーターの役割も果たします。
任務遂行中、私達のメンバーはあらゆるロジスティックなタイプの要求 – 予期せぬ事態 – 起こり得る事態であり、例えば悪天候でヘリコプターの視界が悪く利用できない場合は、他の飛行機もしくは搬送車への手配変更が必要であり、また夜間で摘出手術予定時間に遅れている場合は、夜間飛行が可能なヘリコプターへ要請を変更する、といった対応をするべく外科医グループの移動に付き添います。
全ての移動時間中、そして臓器摘出手術が行われる病院内においても私達のプロジェクトは遂行中であり、もし必要とあらば、臓器移植担当医療チーム側へ手術中の状況について連絡し、この臓器摘出手術と移殖手術を間接的にサポートするのです。
常に全てにおいて的確さを追求している私たちの取組みは、活動を臓器搬送だけに留まらず、私たちのメンバーは、外科医チームのために手術中のあらゆる要望、手術室の環境にいたるまでも配慮するよう熟練されているのです。
このように私達の組織は、医療関係者が全ての臓器摘出、移植手術に関するロジスティックな問題から開放され、手術や医療ケアに集中できるようトータルサポートサービスを保証しています。