NOPC(民間防衛活動グループ)は、臓器摘出のための外科医チーム、様々な種類の組織サンプル、血しょう、骨髄、臓器、組織、救命医薬品そして臓器移植のためのレシピエント患者の緊急移送を総合的にレンダリングする組織です。
私たちが病院施設などに提案する独創的なアイディアは、数年間における単独的な組織活動による洗練された経験から得たもので、また全ての臓器移植活動に対応しうる全体的なプロジェクトを構成し、提供することができます。
全てのサービスは適任のボランティアメンバーによって提供されます:特別な要件に関しては、特殊訓練された小さなチームが担当します。
私たちの移送サービス(国内、国外、大陸間)は、移動しなければならない距離によって違いますが、必要最低限の時間で遂行され(無駄な停止時間のない)、24時間、年中無休体制で提供します。
NOPCは非営利ボランティア組織ですが、移送費として病院側から請求される費用がかかります。
私たちの総合的な活動は、空と陸と両方からの移送手段のアプローチを攻略することです。
ここで陸上の移動手段について着目してみましょう:
実際に、血しょうや臓器を移送するための特別な車は、法的に規定があり、保健所に正式に登録されていなければならず、緊急時の臨床医学的に可能であると判断された臓器を摘出しるための外科医チーム、血しょう、骨髄、臓器、組織の移送を素早く遂行できるようになっています。
このような車は、あらかじめ移送する臓器の細胞を不活性化するための冷却用冷蔵ボックスやその電圧補充機も整備されています。(特別な契約によって、空輸協会や航空会社も必要に応じて移送中の機内における細胞冷却ボックスの電圧補充が十分されることを認可しています。)
前述の車は、更に視覚、聴覚的効果のためサイレンとブルーランプ点灯が緊急時の移送をスムーズに遂行できるよう装備されており、これにより、毎回の移送のために警察や特別警備団体への護衛の依頼をする必要がありません。
私たちのこの稀な運営形態は、法に反しながらもこの種の移送に救急車を利用しているという事実がある中、国内でも希少な組織なのです。
そして、多数の自動車製造メーカーの中から、私たちは中級乗用車レベル以上の乗用車が移送に最適であると判断しました。
全ては、移動手段における安全性、スピード性、そして便利性の必要性に基づいています。
安全性は正しく全ての私たちのミッションのための最優先事項です。
安全モットーとして、臓器や組織が物理的に細心の注意を払って移送されること、そして最良な保存状態で移送されることに終止しています。
また移送においては、緊急事態の場合に応じて可能な限り最短時間で行われます。
周知の通り、より大きな大型乗用車は、良きにも、最悪の事態の時にもより安全性が確保されるでしょう。
とはいっても、臓器摘出、そして臓器移植を手がける外科医が過ごす数時間の移動時間においても、手術に備え細心の心配りと車内での快適さが考慮されなければなりません。
そこで私たちは、ひどい渋滞に巻き込まれた時や不意の出来事が起こった時にも、それを短い時間で回避するために小回りの効く機能さと敏捷さを取り備えた乗用車を選びました。
また、私たちの持つ空輸手段としては、夜の飛行のための特別な航空機やヘリコプターが協定内において保証され常に準備されています。
更に、国外やヨーロッパ大陸間においては、主要の航空会社との特別な契約を結んでおり、そのお陰で私たちは、あらゆる地域への空輸ライン・ポストが常に確保され、利用することができます。
また私たちの、最大の武器である特徴をあげるとすれば、それはあらゆる移送過程をサポートし、不意の事態を乗り切ることのできる「準備とバックアップ」のシステムでしょう。
「準備システム」としては、差し迫った緊急時の移送行程に必要な情報をあらかじめ準備し、ありとあらゆる有効な移動手段や道のりを瞬時に提供することができます。
「バックアップシステム」としては、不意の事態(たとえば、渋滞や悪天候、また外科医チーム側の何かしらの不都合など)が起こった時に、それを最短時間で回避し、最終的には不意の事態がなかったかのように、移送、移植手術までを完結することのできるシステムが私たちにはあります。
また、移送している間業務に携わっている全てのーメンバーは、私たちのオペレーションセンター、また移送遂行中の地域団体(総督府、交通警察、空港など)と常に連絡が取れるようになっています。
更に、私たちの組織は多くの自治特権があり、税関を素早く通るための特約規定や申請許可を始めとする多くの臓器移送を敏速に進めるために必要な特権を持っています。
国外での移送を慣行しているメンバーは、GSM(Global System for Mobile Communication)のような世界各国間で自動ローミングか可能な携帯電話を常に携帯しています。
私たちの組織は、イタリアでは唯一の、そしてヨーロッパでは数少ない“ロジスティックなサポートサービス”を遂行する組織なのです。
あえて違いを述べるなら、単なる臓器の移送という仕事だけに限らず、
外科医チームの編成からレシピエント患者への移植手術までの医療アシスタントを総合的にサポートするサービスをも行っているということでしょう。